FEIDIASの今後の組織づくりに関して、回顧と自戒を含め。
自分のこれからだけでなく、今後の皆さんの反面教師として少しでも何かの役にたてばうれしいです。
また現在すでにFEIDIASには新しい社員の子達が入社してくれましたが、結果にフォーカスできる組織を作っていくため、代表の僕が何を経験し何を考えているのかこれから入社する社員の子達に少しでも伝わってくれたらありがたいです。
(また長いですが…最後に本題もあります。)
ご存知のの方もいらっしゃると思いますが、26歳でアルバイトでスターダストプロモーションに入社後、運転がうまいという理由だけで1日で社員に切り替わり、その後28歳でグループ最年少取締役に就任しました。
社長面接で最後に質問を求められた際「30になったら会社辞めて独立するので、これまで最短で一番偉くなった人の期間と役職を教えてください」という今考えたら未経験のくせに命知らずな質問をした事を今でも覚えています。無知って怖い…。
梨花さんをメインに所属俳優・モデルのファッション系の広告プロモーターとして動いていましたが、取締役就任直後、全く経営の知識など皆無の状態でグループ会社の運営を任され日々悩んでいたのを思い出します。
その時から常に「これからこの業界がどうなっていくか」を日々想像して、SNSの重要性を訴えましたが社内でほぼ流され利権構造の壁にぶつかり…当時のネット回線速度の問題をクリアできるP2Pのスタートアップ企業に全面協力していただき月額数百円で映像見放題の「STARDUST TV」を立ち上げるもスターダストの現会長で当時社長からはなにそれ面白いじゃんと言われてましたが、サブスクなんて言葉も当時存在せず月額で映像見放題などありえないと社内から怒られ…
たかだか28歳の肩書きだけの取締役には肩身がせまい毎日を送ってました。
完全に縦割りの会社だったためグループ間での協力はほぼ生まれず、数十億の機会損失をしていると何度も訴えかけましたが、会社の成長と利益を考え新しい事をやろうとすればするほど、他グループとの温度差ができ、更に組織づくりや社員マネジメントなんて知識があるわけもなく当時僕の会社の社員で各事業のリーダーとして動いてくれていた想くん・北原くん・細木ちゃんには本当に苦労させてしまったと思います。
唯一の相談相手はいつも僕の企画を面白いといってくれた現スターダストレコーズ取締役の宮井さんにモチベーションを上げてもらい、夜はP2Pのスタートアップ企業の仲田さんに毎晩のように飲みにつれていってもらい外資系の企画の考え方や企画書の作り方を教えてもらいました。
その後31歳でスターダストを退職し独立しましたが、今思い返せばこの時点でグループで孤軍奮闘した後遺症で自律神経はボロボロだったんだと思います。メンタル的な自覚はなかったんだと思いますが、スターダスト時代2年間血尿出っぱなしでした。
タイミングが悪かったのもありましたが、辞める際も大切な数少ない仲の良い先輩方に挨拶すら出来ず退職してます。
ただスターダストをもっと良い会社にしたいという想いは強く、辞める際に社長に数十ページにわたる「必ず年商50億増やさせます」という生意気な組織改革の提言書を出して退職しました。
独立後スターダストの看板がなくなった自分からの連絡はあまり返してもらえなくなりましたが、それでも独立後にすぐに連絡をくれて独立祝いと言って仕事を振ってくれた当時オリコンDD代表取締役の米谷さんや、独立後も今も変わらず連絡をくれるSDR宮井さん、スターダストを先にやめアルバイトして待ってるので早く独立してくださいと聞いたことのないプレッシャーをかけ方をしてきたスターダスト時代から独立後もずっと右腕として動いてくれた想くん、その他周りのサポートとプライドだけでなんとか独立後に事業展開頑張りましたが、ボロボロになった自律神経が回復することは無く、加えて人間不信に陥ったメンタルを隠すのに必死で、更に色々教えてくれていたP2Pスタートアップ企業代表の仲田さんが自分が独立後すぐに亡くなってしまい目の前の色が全く無くなった時期もありました。
スターダストで未経験の自分を取締役にまで育ててもらったのに、その恩も返せずに辞めた以上必ず成功して取引先として社長に認めてもらうというプライドだけで絶望的にボロボロになったメンタルを隠してた状態を10年以上続けてきたと思いますが、そんな状態では大切な社員だけでなく、仕事でもプライベートでも自分のメンタルを守るために不要なプライドが邪魔をして沢山大切なものを壊してしまってきたと思います。
今はこんな自分と一緒に歩いてくれている沢山の方のおかげでやっと完全に復活できましたが、当時スターダスト細野社長からよく怒られていた内容をふと思い出しました。
「お前はなんでも自分でやろうとするな。社員に振る勇気が足りないんだよ。社員をもっと信じろ。」
20代だった自分は、当時それの何がいけないんだと全く理解してませんでしたが、今になって細野社長から怒られた事、教えてもらった事改めて痛感しています。
自分の周り特に音楽業界で活躍している人は、その能力やセンスの高さだけでなく想像絶する努力もあると思いますが、隼人はもちろん太田さんや公平ちゃん、有田さんや田中ユウスケくん、その他音楽業界の知り合いの方はなぜか天才しかいないので、手のひらにガムテープで携帯張り付けて永遠営業できるメンタルお化けな人間が結果を出す芸能畑出身の自分は周りを見てその能力にあこがれる事が多々ありますが、今後大きな結果を出すには天才ではない自分1人では絶対に無理で、必ず優秀なチームが必要だということも理解していて、優秀なチームとは優秀な人が集まったチームではなく、優秀な人が育つ環境を作ることが一番大切だと思っています。
そしてこれまでの経験からこれまでの自戒の念も込めFEIDIASではそれができる経営者になるため徹底していきます。
「環境はIQに直結する」これは脳機能学者の苫米地先生と飲んだ際に直接教えてもらった事で自分もそれは間違いないと思ってます。
もし自分が会社で結果が出ていない場合、環境を冷静に見たときにパワハラがある、人によって態度が変わる上司がいる、言ってることが変わる上司がいる、陰口が多い人が身近にいるなどがあった場合、すぐにそこを離れる事をお勧めします。
逃げるのではなく、自分のIQを上げる為にIQを下げる要因を自分から切り離すためです。
大抵の場合、責任転嫁や無能扱いされたりしますが結果が出ないのはまず環境が合っていない事が多く、実はマネジメント能力に関して管理者側が能力不足な場合が多いと思っています。
その点、スターダスト時代から含め17年間経営者として自分も完全に能力不足だったと思います。
そういう環境ではなく結果が出ていない場合は、本気で達成したい目標を自分で設定できているか、その目標を達成するために今自分があるべき姿をリアルに想像できているか、またそれを社内で共有できているか、再確認する必要があると思います。
また会社側がそれをサポートする必要があると思っています。
という事で、以下本題になります。
株式会社FEIDIASでは、プロンプトエンジニアはじめAIクリエイターの方、または目指したい方、SNSマーケティングプロデューサー、EQ高い方、営業に自信のある方も募集しておりますので興味ありましたらご連絡ください。
AI業界・エンターテイメント業界の発展と業界を盛り上げていく為これから学生インターンの募集も実施する予定です。
面接と3ヶ月間の試用期間はありますが、完全フレックスタイム制を導入しており、経営陣と社員がコミニュケーションを取りやすいように壁を一切排除し常に社員が働きやすい環境づくりを徹底していきます。
また、AIに興味のある芸能・音楽業界の関係者の方、芸能・音楽業界に興味のあるAIエンジニア・クリエイターの方との情報交換も含めハブになる企業としてイベントも実施する予定ですので皆さん急にお声がけしますがご容赦ください。
株式会社FEIDIAS
CEO 鹿野智裕
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